【中2・10月】図形の証明を得意にする!中間テスト後にだれない学習計画
中2の10月は「差が開き始める」月
9月末〜10月頭の中間テストが終わると、次の期末テストは11月中旬〜下旬。この間に授業は「平行と合同」から図形の証明へ進みます。証明は「解き方を知らないと1点も取れない」タイプの単元で、ここで得意・苦手がはっきり分かれます。テスト後で気が抜けやすく、部活では中心学年。やることを「中間テストの穴埋め」「証明の型を覚える」「毎日の15分」の3つに絞るのが、この月を乗り切るコツです。
Phase 1中間テストの結果を「穴のリスト」に変える
返却された答案は、点数より「どの単元で落としたか」を見る
2学期中間テストの範囲(連立方程式の応用・一次関数・不定詞・動名詞・電流・歴史)は、そのまま高校入試の頻出単元です。間違えた問題を単元ごとに分けて、「理解していない」「覚えていない」「ケアレスミス」に仕分けしましょう。この仕分けが、期末テストと来年の受験勉強の両方に効く「穴のリスト」になります。
一次関数の穴は「10月中に」埋め切る
中間テストで一次関数の点が取れなかった人は、放置すると10月の証明・11月の期末・中3の関数y=ax²まで、ずっと足を引っ張られます。「式を求める」「グラフを描く」「交点を求める」の3つを、それぞれ5問ずつノーミスで解ける状態を10月の目標に。応用問題(動点・面積)はこの3つの組み合わせです。
期末テストの日程を確認して「切り替えの日」を決める
期末テストの2週間前からは、また定期テスト対策に切り替えます。期末の日程をカレンダーに書き、「切り替えの日」を先に決めておくと、10月に何週間「証明と穴埋め」に使えるかが見えます。多くの学校で3〜4週間です。
Phase 2図形の証明は「型」で書けるようになる
証明でつまずくポイントと対策
証明は「何を書けばいいか分からない」で止まる生徒がほとんどです。書く順番は毎回同じ。型を覚えれば、作文ではなく穴埋めになります。
| つまずきの症状 | 戻る場所・対策 |
|---|---|
| どこから書き始めればいいか分からない | 「△ABCと△DEFにおいて」→ 根拠つきの等しい関係を3つ → 合同条件 → 結論、の4段構成を固定する |
| 等しい辺や角が見つけられない | 図に「仮定で等しい印」を先に書き込む。共通な辺・対頂角・平行線の錯角は毎回チェック |
| 合同条件の名前を間違える | 3つの条件を「辺辺辺・辺角辺・角辺角」と声に出して暗唱。どの3つを使ったかで決まる |
| 平行線の角(同位角・錯角)があいまい | 「平行と合同」の最初に戻る。角の位置関係を図で10問描いて名前を確定させる |
| 書けるけど時間がかかりすぎる | 模範解答を3回書き写す→見ないで書く。「読む」より「書く」練習で速くなる |
Phase 3英語は「比較」、理社は「期末までに毎週消化」
比較は「3つの形」を表にして覚える
10月の英語は不定詞・動名詞の仕上げから比較(-er / -est / more / most / as ... as)へ。形が多く見えますが、整理すれば3パターンです。
- 「比較級 than」「the 最上級 of/in」「as 原級 as」の3つを例文で暗唱
- 長い形容詞は more / most、不規則(good-better-best)は10個だけ暗記
- 中間テストで落とした不定詞・動名詞の文法問題は、10月前半に解き直しておく
- 単語は1日15〜20個。教科書本文の音読を毎日5分
理科・社会は「週末30分のまとめ直し」で貯める
理科は電流(オームの法則・回路)、社会は歴史(江戸〜明治)や地理(日本の諸地域)など、暗記と計算が混ざる範囲が期末に向けて続きます。
- 電流の計算は「直列・並列で何が等しいか」の表を自分で作る
- 歴史は年表を自分の手で1枚にまとめると、流れが見えて覚えやすい
- ワークは期末前にまとめてやらず、授業のペースで毎週進める(10月に貯めると11月が楽)
部活と両立する平日・休日スケジュール例(平日1.5〜2時間)
| 時間帯 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 平日・帰宅後 | 宿題+その日の授業の10分復習(証明は模範解答を1問書き写す) | 60分 |
| 平日・夜 | 英単語+教科書音読 or 一次関数の穴埋め演習 | 30〜60分 |
| 休日・午前 | 数学:証明を3問「見ないで書く」+中間テストの解き直し | 90分 |
| 休日・午後 | 英語の比較の演習+理社のワークとまとめ直し | 90分 |
テスト後の中だるみを断ち切る3つの仕掛け
中間テストが終わった直後の中2は、「受験はまだ先」「次のテストは1ヶ月以上先」「部活が楽しい」で勉強の優先度が一番下がる時期です。気合ではなく、仕組みで勉強が続く形を作りましょう。
1「今日の15分」を決めておく
「帰宅後、着替えたら英単語15分」のように、行動の順番と時間を固定します。やる気に頼らず、体が勝手に動く形にするのが継続のコツです。
2期末テストの目標点を「教科別」に今決める
中間テストの結果を見て、「数学は証明で+10点、社会は前回並み」のように教科ごとに期末の目標を決めます。1ヶ月先の目標があると、10月の勉強に理由ができます。
3志望校を「なんとなく」でいいから見に行く
10月は高校の文化祭・説明会シーズン。中2のうちに1校でも見ておくと、「あの学校に行きたい」が勉強の理由になります。まだ決めなくていいので、見るだけ見ておきましょう。
塾なしで10月を乗り切る3つのポイント
1証明は「書き写し→見ないで書く」で身につける
塾で解説を聞かなくても、教科書の証明を3回書き写してから見ないで書く練習をすれば、型は自然に身につきます。「読んで分かった」で終わらせないことが大切です。
2中間テストの直しノートを「期末の教材」にする
間違えた問題と正しい解き方を1冊にまとめておくと、期末2週間前にそこから復習を始められます。塾のテスト対策講座がなくても、自分の直しノートが一番効率のいい教材です。
3「なぜそうなるか」はAIに聞く
証明で「なぜこの辺が等しいと言えるのか」、一次関数で「なぜこの式になるのか」が分からないとき、AIに質問すれば理由まで説明してくれます。分からないまま進めないことが、中だるみを防ぐ一番の方法です。