【中3・10月】模試の結果を伸びに変える!実戦演習と志望校決定の学習計画

10月は「受験勉強にまとまった時間を使える最後の月」

9月末〜10月頭で中間テストが終わると、次の定期テスト(期末)は11月中旬〜下旬。つまり10月は、定期テストに邪魔されずに受験勉強へ時間を注げる、2学期で唯一の1ヶ月です。11月からは期末対策と過去問演習が重なり、12月は三者面談と冬休み。ここで「単元別の実戦演習を進める」「模試の結果を弱点リストに変える」「志望校を3校に決め切る」の3つを終わらせておくと、秋後半の伸びが大きく変わります。

Phase 1
中間テストから「受験モード」へ、1週間で切り替える

返却された中間テストは「入試の予行演習」として解き直す

中3の2学期中間テストの範囲(関数y=ax²・相似の入口・関係代名詞・イオン・公民の政治分野)は、そのまま入試の頻出単元です。間違えた問題を「知識不足」「計算ミス」「時間切れ」の3つに分類して、弱点リストに追加しましょう。内申の結果に一喜一憂するより、この分類の方が入試の点数に直結します。

テスト後にだれた1週間を取り戻す「再スタートの儀式」

テストが終わると、どうしても気が抜けます。「テスト返却の翌日から受験勉強を再開する」と日付を決めて、机の前に貼るだけで、だれる期間が2週間から3日に縮まります。再開初日は、夏に作った弱点リストを開いて「10月にやる単元」に印をつけることから始めましょう。

期末テストの日程を確認して、10月の「受験勉強の期間」を確定する

期末テストの2週間前からは、また定期テスト対策に切り替えます。期末の日程を先にカレンダーに書き、「今日から期末2週間前まで」が受験勉強に使える日数だと数えておきましょう。多くの学校で3〜4週間。この期間で何をやり切るかを、次の Phase 2 で決めます。

Phase 2
単元別の実戦演習で「解ける大問」を増やす

10月の教科別の学習内容

夏に基礎を固め、9月から始めた単元別演習を「入試の大問単位」に近づけるのが10月です。授業で進む中3の後半単元(関数・相似・円)は、習ったその週に入試レベルまで引き上げます。

教科10月にやることポイント
英語関係代名詞・分詞の後置修飾を仕上げ、長文読解を週3回(時間を計る)「名詞を後ろから説明する形」をまとめて理解。設問を先に読んでから本文に入る練習を始める
数学関数y=ax²(変域・変化の割合・放物線と直線)+相似の証明と計量入試の大問「関数」「図形」はここで決まる。1問20分の応用問題に週3問は挑戦する
理科イオン・中和・力と運動の演習+中1・中2の計算単元の総復習密度・圧力・電力・化学反応の質量比など「計算で落とす単元」を週1回まとめて
社会公民(国会・内閣・裁判所・経済の入口)+地理・歴史の総合問題資料読み取りは「グラフの単位と年代」を先に確認する癖をつける。一問一答は毎日
国語説明文・小説の読解演習を週2回+古文(歴史的仮名遣い・係り結び)記述は「文末を問いに合わせる」だけで部分点が増える。作文は月2本、時間を計って

Phase 3
模試の結果を「正しく読んで」志望校を決め切る

判定より「偏差値の推移」と「教科別の差」を見る

10月の模試は、夏の基礎固めが点数に出始める最初の模試です。A〜E の判定だけを見て一喜一憂しないこと。見るべきは次の3つです。

  • 8〜9月の模試と比べて、偏差値が上がった教科・下がった教科はどれか
  • 志望校の合格者平均に対して、足りない点数が「どの教科の何点」か
  • 間違えた問題の単元を弱点リストに追加し、10月の演習の優先順位に反映する

C判定でも、足りない点数が教科別に見えていれば12月までに届く範囲です。

10月末までに「3校」を家族で共有する

12月の三者面談で慌てないために、10月末を「志望校を決め切る締切」にしましょう。説明会・文化祭シーズンの最後でもあります。

  • 本命(挑戦)・実力相応・安全の3校を、偏差値と内申の両面で確認
  • 私立の併願優遇・推薦基準は内申の締切が早い。中間テストまでの内申で使える制度を調べる
  • 通学時間・部活・学費など、勉強以外の条件も家族で書き出して合意する
10月の平日・休日スケジュール例(平日3〜4時間・休日6〜8時間)
時間帯内容時間
平日・帰宅後授業内容の定着(関数・相似・関係代名詞)+宿題90分
平日・夜弱点リストの単元別演習+英単語・古文単語90〜120分
休日・午前数学・英語の大問演習(時間を計る)→ 即日解き直し3時間
休日・午後理科・社会の総合演習+国語の記述1題+1週間の間違い直し3時間
毎日英単語・理社の一問一答(すきま時間)30分
11月の「期末テスト+過去問演習」に向けて、10月中に整えること

11月は期末テストと過去問演習が重なる、中3で一番密度の高い月です。10月のうちに「道具」と「環境」を整えておくと、11月に慌てずに済みます。

1
過去問を手元に用意する

志望する都道府県の過去問(5年分程度)と、併願私立の過去問を10月中に入手。解答用紙はコピーして本番と同じ形で使えるようにしておきます。

2
理社の「暗記の穴」を消しておく

過去問演習が始まると、理社の暗記に時間を割けなくなります。一問一答で正答率が低い分野は、10月中に集中的に埋めましょう。

3
朝型の生活に少しずつ寄せる

入試は午前中に始まります。夜型のままだと本番で頭が回りません。10月から就寝を30分早め、休日の午前に演習を入れて「朝に頭が動く」体に慣らしていきます。

塾なしで10月を乗り切る3つのポイント

1
模試の「解き直しノート」を1冊にまとめる

塾がなくても、模試の解き直しノートが自分専用の講師になります。間違えた問題・原因・正しい解き方を1冊に集め、過去問演習の前に見返すだけで同じミスが減ります。

2
志望校の情報は「公式」と「先輩」の両方から

学校の公式サイト・説明会で入試制度と内申基準を確認し、通っている先輩や保護者から学校生活の実際を聞く。塾の情報がなくても、この2つで判断材料は十分に集まります。

3
詰まった問題はAIに「考え方」を聞く

関数と図形の融合問題は、解説を読んでも「なぜその補助線か」が分からないことが多い単元です。AIに途中式や着眼点を聞けば、1人でも演習の手を止めずに進められます。

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